2017年02月12日

再会

すんなりと玄関が開いたのでちょっとびっくり…

もしかしてA子ちゃんがいなくなったっていうのは嘘で居るの??とか一瞬思ったけれど、玄関が開いたところに立っていたのは…

知らない男性???

「だれ?」と思った瞬間…

「わぁ!びっくりした!」とその男性が発した声に聞き覚えがある。
何年も会ってなかったから“おっさん”になってる弟が想像できていなかった。

良く見たら弟だった…
そんなに長い年数会ってなかったんだなぁと実感した。

あえて冷静に
私「久しぶり。 元気? 部屋にはいってもいい?」

弟「…。お金持ってきた?」

やっぱりお金に困ってるんだな…と思いつつ、用意しててよかったと一安心。

私「うん。ちょっとね」と言うと入って〜って感じの手招きで案内された。

このマンションに入るのは初めて。
こんなタイミングで入るなんて〜と変な感じ。


ダイニングに通されて、椅子にすわるとお茶も出してくれた。

私「A子ちゃんが帰ってこないんだって?心当たりある?」

弟「帰ってこない。心当たりはない。ただ…A子ちゃんが他に男性ができてその人との暮らしを選んで出て行ったのなら俺はA子ちゃんを責める気持ちはない。今まで本当に長い間お世話になったから」

私「?なんでそこに他の男性って話しがでてくるの?でもA子ちゃんを責めたりはしないのね?」

弟「出て行ったのは夜だったけど、男の人が迎えにきて一緒にでていったから」

私「え〜〜〜〜ホント?その時、A子ちゃんは何か言って出て行かなかったの?A子ちゃんは着の身着のままで出て行ったの?お金は?」
  ※A子ちゃんがお金の管理をしているというのは聞いていたので、出ていくとなると何か説明があるだろうと思って…

弟「ちょっと前に俺がキレて、しばらく会話が無かったから出て行く時もは何も言わなかった。A子ちゃんは何にも持っていってない。お金はない」「A子ちゃんの友達にも連絡したけど、仕事は辞めているってことしか分からない」

確かに家の中のA子ちゃんのものらしいものはそのまま残っている。
化粧道具や、薬などなど。
 ※A子ちゃんは高血圧の薬を飲んでいるそう…

私「キレた理由って?お金はないの?仕事辞めてたの?今いくら持ってるの?」

弟「キレた理由はあなたには関係ないから言う必要はない。お金は60円だけ」

弟は私のことを「ネェちゃん」とは言わなくなっていて、その日は「あなた」だった。まぁこんなに会話ができることが驚きだったから、そんなことはどうでもいいけど。


所持金が60円って!A子ちゃんは何も思わなかったんだろうか?
弟は数年前に心筋梗塞で倒れて手術をして、それからはずっと薬を服用しないといけないって母からは聞いていた。その薬がもう無くなるようで、月曜日に病院に行きたいって私に訴える。

その病院・薬代と生活費にとひとまず1万円を渡すことに。

そしてA子ちゃんが出ていった事に怒ったりはしなけれど、なにかひっかかることがあると弟は言う。なので、もう少し様子をみたい。その後のことはあなた(私のことね)の意見も聞くとも言う。

それとなく私が、「一度、実家に帰ってみたら…」というとそれもそんなに抵抗はなさそう…


健康状態のことや、A子ちゃんとの暮らしのことを話しして、もう少し様子をみるという期間の連絡方法を約束する。すると…

弟「で、なぜあなたは今ここにいるの?」


私「…。う〜ん。お母さんからA子ちゃんが帰ってこないと聞いて心配になったから来たんだよ」


弟「なるほど。そういうことか。納得した。で、いつまでここにいるの?」


弟の日々の生活の中に「姉」というのは存在しないんだなと理解する。
会話は普通に成立するんだけれど、弟はその流れが理解できないみたい。なぜそんなことを聞くのか?それを聞いてどうするのか?が説明しないと分からないようだ。

もちろん誰だって言われないとわからない事もあるだろうけど、今、弟は察するということがほとんどできない。

とりあえずその日は会えることが目的だったし、今後のやりとりも方法も約束できたからちょっとホッとした。

1月いっぱいは様子をみること、来週くらいに私がもう一度くること、水道光熱費の請求書がきているものは、なんとかするので、安心したらいいということを約束・確認したのでよかった。

一通り話しをしたので、「今日はもう帰るよ〜」というと弟はホッとした顔に。
自分の日常リズムが乱されると不安になるようだ。

落ち着いたら実家に戻るってことも視野にいれて、何かが動き出しそうな予感がして、朝、新幹線に乗った時の気持ちとは全然ちがって、自宅に帰った。


母へ報告すると、私にまかせるから‘よきにはからえ〜’の感じ。翌日、必要経費をいただいて今後の相談をすませる。

A子ちゃんが「男性と出て行った」「賭け事をしていて支払いに困っていた」「着の身着のままで出て行った」ってことが心の奥にちょっとひっかかっていたけれど、その時は弟に会えて進展した喜びが勝っていて、あえて気にしないように考えていました。

それが…


posted by てるてる at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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