2017年08月03日

面会の前にB

面会時間の30分くらい前に弟と一緒に部屋を出た。
自転車にのってA子ちゃんのいる留置施設までGO!

弟が前を走り、私がその後ろをついてゆく…
こんな光景は何年ぶりだろう。
10数年断絶していた弟と二人で自転車で走るなんて…。
こんな日が来るなんて…。
弟の背中は昔と変わらず父に似ている。
涙がポロポロとこぼれた。
弟は時々振り返り、私が付いて行ってるのを確認し、曲がる時は前もってこっちに曲がるよと合図を送ってくれる。

ちゃんと人を気遣うことも出来ている。自己中な性格でもない…。
途中、人に道を確認していたけれど、その尋ね方もいたって普通。
どうして引きこもってしまったのかな。そんな事を思いつつ後をついていく。
そんなこんなで思ったより早く目的地に到着。
施設の入り口横のインターフォンを押してみると…。

「予定時間より早いので外でお待ちください」とのこと。
1月24日はとても寒かった〜〜〜。
「は〜い」と返事をしたも のの、凍えそうでガタガタ震えました。
すぐ近くに大型スーパーがあったので、弟は「タバコを吸ってくる」とその施設へ。私も寒いのでそこにいてもしかたないので行こうかと思ったけど、何があるかわからなからその門の前で待つことに。
待っている間、その施設をまじまじとみると、大きな門とインターフォン横の扉は鉄のようです。
ガッチリと閉じられているのが分かります。
こんな中にいるんだね…とA子ちゃんのことを考えていたら、突然の吹雪が〜〜。
え〜〜!私、凍え死ぬかも〜と思っていたらインターフォンから声がする。
「雪が降ってきてお寒いでしょう。あと数分なので入っていただいていいですよ」との事。
弟がちょっと離れていることを伝え、二人揃ったら再度、インターフォンを 押します!と返事をする。
すぐに弟がこちらに戻ってきているのが見えたので手招きすると走ってくる。

その走り方がほんとに父そっくりでした。

父が亡くなる前にも何度か弟のことを話し合いました。
連絡をとっているのは母とA子ちゃんなので、私たちが母に確認しても
母は暗い顔をして首を横にふるだけ。なんにも教えてくれません。
時々「ひきこもっている状態が続いている」「主夫の生活をしている」ということだけは教えてくれていたけれど。
もちろん私も心配していたので、父には「弟のことは私がなんとかする!」と約束していました。
亡くなる前も父は私に「弟のことは頼むよ」と言ってたので、私は胸をドン!とたたいて「任しとき!」とお どけたなぁ。そんなことも思い出していました。


あ!話がそれましたね。



弟が入口まできたので再度インターフォンを押して名前を告げると、
ウィ〜ンと鉄の扉が開きます。
入ってすぐにまた扉が。これは普通のドアでこれはノブを回してあけました。
その先の階段を上がるとまた扉。
「どんだけ扉なの!!」と思ってたら今度は中から職員さんが「寒かったでしょう」開けてくださった。
おぉ〜親切だなぁ〜。と思いつつ二人で入室。(刑務所ではなく留置施設なのにこんなに扉があることにも驚きました)

そして次は入館手続きです。氏名・年齢・住所・A子ちゃんとの関係等を記入し、身分証明書を提示。
事前に申し込んでいた差入れ(現金1万円) をそこで職員に渡します。

基本的に差入れはダメなようです。施設内にある店で本人が購入するかレンタルという具合です。必要な薬がある場合は主治医を告げると警察側がとりに行ってくれる仕組みです。
冬場だったので、パジャマや暖かい靴下などを差入れしたいと話しましたが全部却下され、結局本人が購入やレンタルする際に必要なお金だけと指定されていたのでそれを渡しました。


そしてようやく面会室へ…。


posted by てるてる at 21:52| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする